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新潟県佐渡市

アミューズメント佐渡改修へ9月補正にも設計費

2019/08/24 新潟建設新聞

 佐渡市はアミューズメント佐渡の改修事業へ、9月補正予算案で単価見直しに係る設計費を計上したい考えだ。工事費については合併特例債の活用を見込んでおり、年度内の発注を目指して12月補正予算案までに債務負担行為または継続費の設定を想定している。

 中原地内にある同施設は、RC一部S造地下1階、地上2階建て、建築面積4234・7㎡、延べ床面積5746・7㎡。2016年度にまとめた改修基本計画では外壁屋根、外構工事をはじめホール・ホワイエ天井の耐震化、トイレ改修、老朽化した熱源機器、空調機器の更新を行うほか制御機器、屋外受水槽の更新、舞台装置、音響設備の更新などを計画する。

 17年12月補正予算案では合併特例債を活用して2カ年の継続費17億2130万円が設定されていたものの継続費を盛り込んだ提案が否決された。

 9月補正予算案では単価の見直しに伴う設計費を計上し、単価見直しの設計期間には約2・5カ月。工事期間にはおよそ15カ月を想定、21年8月ごろのオープンを見込んでいる。

 設計は石本建築事務所が担当。

 合併特例債の活用を想定した事業費には17億1234万1000円を試算した。20日に開かれた市議会全員協議会で、合併特例債を活用した想定スケジュールが説明された。

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