県都市整備部は2019年度新規主要事業として位置付けているまち並み景観形成の加速化で、モデルを行田市に選定した。同市は区間(通り)の確定に向けて内部検討、地元調整に入った。県の補助金を活用して①統一感のあるまち並み景観を整備するための計画策定②建物などの外観修景整備工事――を行うことが見込まれている。事業期間は21年度までの3年間。
事業は地域の活性化やにぎわいの創出に向けて誰もが「訪れたくなる」「誇りに思える」まち並み景観を整備し、景観形成を加速するもの。
同部では4月に開いた景観行政連絡会議で市町村担当者に事業を説明。希望を受け付けた結果、行田市を選定した。
同市は14年に「行田らしいまち並みづくりとにぎわい創出基本計画」を策定しており、景観づくりに取り組んでいる。
同部が確保した19年度予算額は1420万6000円。モデル区間の自体に対する補助金として充てる。