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新潟県土木部

上越大橋4車線化へ飯門田新田線拡幅に着手

2019/08/29 新潟建設新聞

 県土木部は、暫定2車線で供用している都市計画道路飯門田新田線上越大橋の4車線化に着手する。本年度と2020年度で路線測量、詳細設計、関係機関協議をまとめ、道路改良工事と橋梁架設工事は21年度~25年度を予定。総事業費は25億円を見込む。


 事業区間の上越市高土町から上島地内までの延長560m(橋梁区間227m)で幅員を6・5m(10・4m)から13・0m(20・8m)に拡幅する。

 1983年竣工の上越大橋は橋長227・2m、鋼5径間連続非合成鈑桁橋、RC床版形式。橋台は逆T式、橋脚は張出式小判形橋脚。

 同線は同区間を除く全区間で4車線供用済みとなっているため、交通が集中する朝のピーク時に橋詰交差点を起点とする渋滞が発生している。

 また工事が進む上越魚沼地域振興快速道路の供用開始や県立武道館等沿線開発が予定されており、広域ネットワーク機能強化を図るため、早急な現道拡幅(上越大橋4車線化)が求められている。

 下部工補修の比較検討や当初予備設計で示した耐震補強工法を再検証するA2橋台および橋脚詳細調査、2期線予備設計修正は開発技建が担当した。

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