建設コンサルタンツ協会北陸支部（寺本邦一支部長）は２日、本年度の防災演習を実施し、初動時の情報伝達などを確認した。午後からは協会本部との演習も行われた。

当日は、午前６時に新潟県南西沖でマグニチュード７・７の地震が発生したと想定。午前９時40分には新潟、富山、石川県でそれぞれ現地本部が設置され、支部内での体制確立や会員企業への被災調査派遣依頼の対応可否、その結果報告などのやり取りを確認した。このうち、新潟現地本部には現地本部長の寺本支部長、同副本部長の大平豊副支部長ら11人が参加。有事さながらに声を掛け合い、災害協定締結関係機関からの応援要請を受けた対応手順を一つ一つ確認した。

今回の演習について、同支部は「（災害協定締結関係機関からの）要請内容の把握、内部報告などの連絡体制に問題なかった」と総括した。

【写真＝迅速に情報伝達が図られるよう、訓練を行った】