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事業者栃木県鹿沼土木事務所
見出し鹿沼土木事業概要、154カ所に77億、板荷玉田線辺釣は地質調査、新規は宇都宮鹿沼線飯岡  
掲載 2019年9月13日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 県鹿沼土木事務所は、今年度の事業概要をまとめた。繰り越しを含めた事業費総額は154カ所に77億1264万6000円を投入。内訳は道路事業が93カ所に43億4967万円、河川・砂防事業は57カ所に28億9903万1000円、街路事業は2カ所に3億3777万5000円、受託事業は上都賀庁舎関連2カ所に1億2617万円を配分した。国庫交付金の新規は主要地方道宇都宮鹿沼線飯岡工区に導入。トンネル案を採用する一般県道板荷玉田線辺釣工区は事業着手へ向けた評価後、来年度以降に交付金を導入する。国道121号天神町工区は中心市街地の交差点改良や電線地中化へ向けた歩道美装化準備を整える。(2面に主要事業個所)
 宇都宮鹿沼線は市の東西軸を形成する重要な路線ながら、現道が狭く慢性的な交通渋滞が発生。街路事業の千渡東工区、道路事業の飯岡工区と白桑田工区で一体的に事業を推し進め、2021年度の供用開始を目指す。3工区には総事業費41億円を投じていく。
 【千渡東工区】
 千渡東工区は16年度から、街路事業の都市計画道路3・4・202号古峯原宮通りに着手。鹿沼環状線を起点とし、飯岡橋東側に接続する延長1085m(幅員25m)区間をバイパス化。今年度は用地補償や東側の延長220m区間の道路改良を施工する。
 【白桑田工区】
 白桑田工区は、主要地方道宇都宮楡木線へ抜ける白桑田交差点で右折待ちの交通混雑が発生。宇都宮方面の長坂へ向かう直進車両の往来に支障が出ている。市道0362号線との交差点に右折レーンを設置。18年度から交付金を導入している。
 交差点影響範囲の延長300m(幅員25m)区間を暫定形で改良。暫定形の右折車線長は延長60m(滞留長30m、減速車線長30m)。今年度は用地補償や用地取得を実施。交差点詳細設計は大日本コンサルタント(東京都豊島区)が担当した。
 【飯岡工区】
 飯岡工区は、飯岡橋前後の延長391m(幅員25m)区間を事業化。今年度は用地補償とともに左岸側の下部工1基と現道取り付け部延長180m区間の道路改良工事を予定。架け替え後の橋長は43m、上部工は鋼単純非合成Ⅰ桁橋、下部工は逆T式直接基礎。
 【辺釣工区】
 板荷玉田線辺釣工区は延長1000m、幅員10mで計画。計画区間の現道は西側の東武日光線と東側の急峻な山に挟まれ、幅員が5m程度と狭小。カーブにより見通しが悪く、大型車のすれ違いが困難な状況。東側は土砂災害警戒区域に指定されている。
 11年度から現道拡幅を含めたルート検討を開始。東武線への影響や切土施工では通行止めが長期間にわたることを踏まえ、トンネル案を採用した。今年度の路線測量は宇都宮測量(宇都宮市)に委託したほか、土質・地質調査を委託する。総事業費は27億円。
 【天神町工区】
 国道121号天神町工区は市役所正面の天神町十字路交差点に右折レーンを設け、南北延長380m区間は現況幅員11・5mを15mに拡幅改良。併せて電線類を地中化し、中心市街地の魅力ある道路空間を創出する。総事業費は15億円。
 JR鹿沼駅~市役所間を結ぶ国道293号は交差点を挟んだ東西間の延長180mが影響範囲。隅切り部以外は現況幅員15mのまま、交差点から駅方面へ向かう東側のみ電線類を地中化する。今年度は用地調査、用地補償、電線共同溝設計。
 【北赤塚工区】
 国道352号北赤塚工区は延長550m(幅員13・5m)区間のうち北方向に350mの両側歩道を設置し、東西方向200mは交差点を改良する。主要地方道宇都宮亀和田栃木線北赤塚十字路交差点の周辺部。今年度は用地補償。総事業費は7億円。
 南押原小学校や南押原中学校の通学路に指定されているにもかかわらず、幅員が狭く歩道が未整備。両側に2・5mずつの歩道を設置。北赤塚十字路交差点では4方向への右折レーン(延長60m)を設け、直進や左折車両が滞留しないよう改良する。
 【口粟野工区】
 一般県道草久粟野線口粟野工区は、延長900m(幅員10・25m)区間に片側歩道を整備する。一般県道下日向粟野線終点側交差点影響部を起点とし、1級河川粟野川に架設された横町橋右岸部を終点とする。ほぼ中間地点に粟野コミュニティセンターが立地する。
 北東方向には粟野第1小学校があり、児童たちは草久粟野線を避けて登校している。通学路に指定できない状態のため、地元の「粟野地区土木事業期成同盟会」から歩道整備の要望が出されている。今年度は用地補償や物件調査。総事業費は7億円。
 【馬場上沢】
 砂防施設づくり交付金事業では馬場上沢(上久我)の砂防堰堤や渓流保全対策を講じる。馬場上沢は流域面積0・15平方㎞の土石流危険渓流。1級河川荒井川に合流し、渓岩侵食が著しい。付近には地域防災計画に位置付けた避難場所となる久我小学校や人家がある。21年度の完成予定。
 本堤は不透過型コンクリート堰堤。堤長68m、堤高8m規模。本堤を補う副堰堤は堤長30m、堤高4・5m。流木止めを設置していく。渓流保全工は延長172mにわたり護岸ブロック積み工を施す。今年度は本堤を施工。総事業費は1億7000万円。
 【板荷5号沢】
 板荷5号沢(板荷)は、流域面積0・06平方㎞の土石流危険渓流。管内最北端の日光市小代境に位置し、一般県道小来川文挾石那田線沿線に立地する板荷中学校北側に当たる。流域内は崩壊土砂が堆積し、豪雨出水時には下流に土砂が流失する恐れがある。
 今年度は管理用道路と堰堤工1基を施工。管理用道路は延長264・9m、幅員3m。本堤は透過型コンクリート堰堤。堤長30m、堤高6・7m規模。渓流保全工は延長177mにわたり護岸ブロック積み工を施す。20年度に完成する。総事業費は1億4000万円。
 【小藪川】
 1級河川小藪川は国の「100㎜/h安心プラン」と「床上浸水対策特別緊急事業」に採択され、特に上流域の未改修区間で集中的な対策に取り組んでいる。関係機関や住民代表が「総合治水対策協議会」を組織し、進行管理や事業内容を評価している。
 西鹿沼工区は、21年度の完成目標。富士見橋~東武交差部間の延長350m(幅員4・2m)、東武交差部~上流端間の延長760m(幅員3・7~4・3m)が対象。今年度は護岸工、調整池築造、東武鉄道施行委託(第4~5橋)、橋梁工事2カ所を施工する。

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