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事業者栃木県芳賀農業振興事務所
見出し芳賀農振、椎谷地区 来年度着工目指す、暗渠、導水路、調整池を整備、28.3ha、事業費8.7億  
掲載 2019年9月14日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 県芳賀農業振興事務所は、来年度に椎谷地区農地整備事業(市貝町)の着工を目指している。面積は約28・3ha。区画の整形・大区画化と併せて道路、用水路、排水路を一体的に整備。ほぼ全域に暗渠排水工を施し、調整池1カ所を設置。国営芳賀台地地区からのパイプラインも布設する計画。排水不良や用水不足を解消し、畑作も可能な農業生産基盤を整える。事業予定期間は2019年度から24年度、総事業費は約8億7500万円。今年度から換地や実施設計業務に着手している。
 区域は道の駅「いちかい」の北西、主要地方道宇都宮茂木線市貝バイパスの北側に位置する南北方向約4㎞の細長い水田地帯。1級河川小貝川と大川のほぼ中間に位置する谷沿いの農地。
 標準区画が20㌃と狭く道路も未整備。水路は屈曲した土水路で維持管理に支障を来し、また、地区周辺の山林から年間を通して湧水が浸入するため常に湿田。転作が困難な状況となっている。
 用水源は天水と山からの沢水に依存。上流端の古いため池を利用しているものの、慢性的な水不足で周辺の地域よりも田植えが遅れる傾向にある。高齢化で耕作放棄地も増加している。
 このため作業に必要な道路や分離・装工された用水路、排水路を備えた農地整備を計画。区画はすべて30㌃以上とし、約8割を50㌃以上とする方針。実施設計は第一測工(宇都宮市)に委託している。
 地区の両側には山からの流入水を処理する承水路を延べ2・4㎞整備。規格は幅、深さとも400~900㎜を予定。調整池は下流の排水路流量を抑制するために中流部に築造。面積は約1haを想定している。
 芳賀台地地区からの導水パイプラインは用水不足を補うために布設。パイプラインはφ250㎜、延長約1・5㎞を予定している。
 計画事業量と工事費は整地工28・3ha(1億1000万円)、道路工4・2㎞(5700万円)、用水路工5・8㎞(1億4600万円)、排水路工6・6㎞(3億6600万円)、暗渠排水工26・9ha(1億600万円)。測量試験費は9000万円を見込んでいる。
 水路の標準断面は、小用水路が幅400×深さ400㎜、小排水路が幅400~900㎜×深さ400~900㎜、支線排水路が幅800~1500×深さ900㎜。農道は砂利舗装で幅員5mを基本に整備する。
 生態系配慮施設は、調整池下流域の水路で魚道落差工や石積みワンド工の設置などを検討していく。
 東側には道の駅「いちかい」のほかJAパッケージセンターが立地。農産物の搬出ルートとなる市貝バイパスまでの町道(市塙椎谷線)は、町が区域南側の住宅団地「みどりの森」入り口付近から延長約500mの拡幅事業を実施中。標準部の計画幅員は9・5m(片側2・5m歩道)。現在、18年度に発注した盛土部分の養生が行われている。

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