伊勢崎市が取り組んでいる華蔵寺橋補修について、2020年度にも上部工を実施する。橋梁長寿命化修繕計画に基づくもので、高欄や主桁などが対象となる。
華蔵寺公園の東部を通る市道(伊)2-489号線に架設されている同橋は粕川を跨いで華蔵寺町と鹿島町をつなぐ。1956年に整備した本橋は6径間のRCT桁橋。89年に本橋の橋脚を張り出すかたちで歩行者専用の側道橋を整備した。橋長54・8m、幅員は本橋8・6m、側道橋2・1m、となっている。
予算が確保できれば2020年度に工事を発注する。上部工の施工は河川による影響を受けないため、上半期中にも発注となる見通し。橋の規模から市内に本店を有することなどを条件とした一般競争入札となるもよう。工事概要は高欄や主桁の補修、床版のひび割れ補修などを予定。
設計はプロファ設計(伊勢崎市)がまとめた。
19年度は伸縮装置交換や下部工の断面補修、表面保護、根固め工などを実施。トーモー(伊勢崎市)が施工する。