北陸地方整備局信濃川下流河川事務所は9月26日、管内工事現場の安全パトロールおよび建設労働災害防止大会を開き、官民一体で建設労働災害防止への決意を新たにした。
安全パトロールを新潟藤田組が施工する天野河川防災ステーション整備その4工事と水倉組の東新潟地区河道掘削および新光町やすらぎ堤その7工事の2現場で行い、施工体制や整理整頓、機械管理をはじめ第三者への災害防止などを厳しく点検。労働災害防止大会の中で点検結果が報告され、細かな改善点が指摘されたものの、両現場ともきれいに整理が行き届いており、事故が起きにくいとされた。
このほか同日の防止大会では、同事務所管内から本年度の安全管理優良事業者表彰を受賞した廣瀨の事例が紹介されたほか同事務所工事安全対策協議会の三条地区、関屋地区での活動報告や、新潟労働基準監督署の羽賀政昭署長の安全講話などが披露された。
最後には参加者全員で、安全宣言を行い、安全への意識高揚を図った。
【写真=発注者、施工者目線で安全点検、参加者が安全宣言】