2019年度の建設統計関係者への国土交通大臣表彰で、県内から中野土建(中野市)とタカサワマテリアル(佐久市)が選定された。
本表彰は、国交省が行う「建設工事に関する基幹統計調査」に対し、長年にわたり積極的に協力している事業者を表彰するもの。
21日には中野土建への表彰伝達式が県北信建設事務所で行われ、藏谷伸一代表取締役社長へ丸山進所長が感謝状を手渡した。藏谷社長は「業界をさらに改善していくための大事な要素が数字であり、調査であり、アンケート。こうした事への協力もわれわれの責務」と述べ、「台風19号の災害に対し、弊社の土木部も昼夜を徹してがんばっている。表彰は皆の励みになる」と喜んだ。
丸山所長は中野土建の栄誉に敬意を表するとともに、「今この時も地域の建設業の皆さんは災害対応に尽力している。その活躍を伝えてほしいという思いも込めて、きょう伝達式を挙行されていただいた」と話した。
なお、タカサワマテリアルへの伝達式は10月31日に佐久建設事務所で行われる。