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建コン協北陸支部がエラー防止に本年度品質セミナー

2019/10/29 新潟建設新聞

建設コンサルタンツ協会北陸支部(寺本邦一支部長)は24日、新潟市内の興和ビルで技術講習会を開いた。

これは協会本部主催の品質セミナーで、全国9支部で10月から順次開催。成果品に関するエラー事例を紹介し、類似したミスを未然に防ぐことを目的に毎年開かれている。本年度は行政関係者を含め85人が聴講した。

寺本支部長は、建設コンサルタント業務の出来が社会資本の品質に大きく影響すると指摘し、業務の品質向上にはエラー発生の原因を追及することが不可欠と強調。その上で「社会資本整備は未来への投資であり、質の高い社会資本ストックを将来へ引き継いでいかなければならない。本日がそれに大きく寄与することを祈念する」と述べた。

その後、講義へと移り、協会が取りまとめた「成果品に関するエラーの事例集」をテキストに、道路やトンネル、河川構造物など9つの分野に分けて55事例を紹介。原因分析や具体的な改善策を解説した。

なお、同事例集には1859のエラー事例が収録されており、このうち154事例が本年度新規分として追加されている。


【写真=行政関係者を含め85人が出席した、寺本支部長】

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