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上沼道整備促進連絡協議会が総会/勢い加速に期待

2019/10/29 新潟建設新聞

 上越魚沼地域振興快速道路「十日町・六日町間」整備促進連絡協議会(会長=関口芳史十日町市長)は23日、十日町市内において2019年度総会を開催した。

 本年3月の事業化決定を受け、現在測量調査が進む十日町道路の早期供用等を働き掛ける活動案を承認した。

 関口会長は「十日町道路が総事業費620億円で事業化が決まった。八箇峠道路の部分開通後も豪雨や豪雪で国道253号は交通止めとなり、高規格道路の恩恵を受けられない。課題を解決し、八箇峠道路全通と十日町道路事業化の重要性を訴え続けていきたい」と協力を要請。

 祝辞を述べた泉田裕彦衆議院議員も「国の骨格形成に資する道路。今回の台風19号で各地の道路が寸断され、長岡回りの金沢ナンバー車を散見した。災害時の道路として重要。一日も早い全通を進めたい」と意欲を示した。

 議事では役員全員の留任を決定。八箇峠道路の余川ICまでの早期全線開通と関越自動車道への直結を含む3項目を国、県、関係機関に要望する意思を確認した。

 上沼道は上越市と南魚沼市を結ぶ延長約60㎞の地域高規格道路。延長8・5㎞の八箇峠道路のほか、上越市側の上越三和道路(L7・0km)、三和安塚道路(L9・0km)で整備事業が進められている。


【写真=関口会長(左から4番目)が要望書を手渡した】

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