2019年度群馬県功労者表彰式が28日、前橋市内にある群馬会館で開催された。山本一太知事をはじめとする県幹部などが多大な功績を残した受賞者の功績をたたえた。
県土整備分野からは群馬県建築士事務所協会の栗原信幸会長と群馬県収用委員会の戸所仁治会長が受賞。環境分野は群馬県環境資源創生協会の岸敏弘副会長。林業分野で群馬県素材生産流通協同組合の小島正吉理事がそれぞれ表彰を受けた。
山本一太知事は式典で「受賞者皆さまにそれぞれの分野で長年にわたり献身的にご尽力いただいたことを感謝したい。これからも豊富な知識と経験を生かして群馬県の発展にお力添えをお願いしたい」と祝福した。
栗原氏は14年度に会長就任。住宅相談事業や耐震説明会の開催など、地域住民の安心・安全な住まいづくり支援などを積極的に展開している。
戸所氏は08年から会長として活躍。上信自動車道の建設工事など大規模公共事業にかかる収用事件を解決に導くなど地域発展に尽力している。
岸氏は15年度から副会長として会長を補佐。協会組織発展のために貢献しており、16年度には環境大臣表彰も受賞している。
小島氏は18年度まで副理事長、現在は理事として協会の発展に尽力。県産材の安定供給体制の確立などに大きく貢献した。