産学官が連携して橋梁保全に関する調査・研究、設計・施工、維持管理等に関する情報交換や発信を行う第3回北陸橋梁保全会議が10月28日と29日に新潟市内で開かれた。今回は「セカンドステージに向けた橋梁保全とi-Construction」をテーマに、産・官・学から集まった44編の報文発表や27団体が技術展示ブースを設置。横浜国立大学の藤野陽三教授による基調講演やパネルディスカッションが行われるなど、橋梁保全への理解を深めた。
実行委員長である北陸地方整備局の岩見吉輝道路部長は「蓄積されている優れた橋梁保全技術が、会議を通じて、北陸から全国へ発信され、技術技能の伝承、研さん、補修・点検等の新技術の研究開発につながることを期待する」と語った。
【写真=会場には多くの来場者】