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(社)長野県建設業協会木曽支部

木曽支部の技士会と代人会が室内研修と現場研修

2019/10/30 長野建設新聞

長野県土木施工管理技士会木曽支部と木曽支部現場代理人会は25日、本年度の室内及び現場技術研修会を行った。当日は14社から33人が参加。午前中は木曽建設会館で室内研修、午後は南木曽町で現場研修を行った。

開始に先立ち現場代理人会の柳澤修支部長(木曽土建工業)が、研修の内容やスケジュールを説明し、有意義な研修となるよう呼びかけた。続いて室内研修に移り、前田製作所コマツ甲信でICTを担当する波多腰直樹氏が「将来的なICT施工と安全性の向上について」をテーマに講演した。その中で波多腰氏は、木曽管内でICT施工が行われている山一建設と大宗土建の2現場を紹介。さらに最新のICT機としてマシンコントロール油圧ショベルPC200i-11を示した。波多腰氏は「日本をはじめアメリカ、ロシア、中国など多くの国の衛星が、これまでより多い20ほど捕捉できるようになった。ICTを検討している人に紹介したいため、できるだけ確保したい」と述べた。

午後は南木曽町に移り、最初に読書地内の国道19号神戸視距改良工事現場で、受注者の大宗土建現場代理人の楯大貴さんが参加者に説明した。その後、大宗土建の会議室において、飯田国道事務所木曽維持出張所の石原幸宏所長が「品質向上においてよく指摘する留意点」と「現場でありがちな事故例」をテーマに講演した。

南木曽で現場研修

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