群馬県砕石工業組合(金子光宏理事長)は25日、前橋市内の群馬県公社総合ビルで第35回砕石労働安全衛生大会を開催した。当日は同会員など約20人が集まり、事故防止や安全な労働環境整備などを誓い合った。
来賓として厚生労働省群馬労働局の大村悦男健康安全課長が臨席、安全講話の講師を担当した。県県土整備部からは大竹哲也課長の代理として今井広次長なども出席。
冒頭のあいさつで、金子理事長は「台風により、各地で砂防施設が被害を受けた。こうした状況下で砕石需要の高まりが予想される。安全操業できる環境を整え、社会に貢献できる業界を目指していきたい」と語った。
大会では「リスクアセスメントで安全な職場を目指そう」と「安全教育の実施と充実で災害を防止しよう」の2つを目標とする大会宣言を実施。全員の心をひとつに指差し呼称も行い、気を引き締めた。