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(社)埼玉県建設業協会

埼建協が建設業優良従業員表彰を挙行

2019/10/28 埼玉建設新聞

 埼玉県建設業協会(伊田登喜三郎会長)は10月24日、本年度の建設業優良従業員表彰式を埼玉建産連研修センターで挙行した。勤務成績が優良な勤続30年と10年の計95社172人を表彰。また表彰後には記念講演が催された。

 この表彰は会員企業に勤務する社員で、勤務成績が優良な従業員を表彰することにより勤労意欲の増進と職業意識の向上を図るもの。表彰者は勤続30年が33社56人、10年が62社116人。

 冒頭、伊田会長は日頃の協会運営と表彰受賞者をたたえた後、働き方改革を進める一方で、地域建設業が社会的使命を果たしていくため健全経営を維持する必要性を強調。要望を通じて発注機関に理解を求めていくとした後、「本日受賞される皆さまも、これまで養った知識と経験を存分に発揮され、今後もそれぞれの立場で社業の発展に尽力されるよう期待しております」と結んだ。

 表彰に移ると、勤続30年の対象者を代表して紀和建設工業㈱の石塚定光氏、勤続10年からは㈱田中工務店の杉森三穂氏が代表して登壇し、伊田会長からそれぞれ表彰状と記念品を受け取った。受賞者を代表して石塚氏は「今後も厳しい状況が続くと思いますが会社の中核となって日々の業務に尽力したい」と謝辞を述べた。

 また来賓には県土整備部の村田暁俊副部長が出席し中村一之部長の祝辞を代読。県の取り組み内容を述べた後、「今後も建設現場の就労環境の改善、促進を図り、建設業の担い手確保などに協会の皆さまと一体となって取り組んでまいります。受賞の皆さまもどうぞご尽力をお願いします」と祝辞を述べた。

 表彰後には、フリーアナウンサーの古瀬絵理氏が『思わず本音をしゃべりたくなる話し方』と題して記念講演。運動や発声を取り入れながらコミュニケーションの手法を伝授した。

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