県沼田土木事務所は片品村戸倉地内の主要地方道水上片品線（戸倉３工区）でスノーシェッドの上部工工事を11月下旬にも一般競争入札で公告する。

対象はスキー場のスノーパーク尾瀬戸倉（片品村戸倉３２９）から約１５００ｍ北側に進んだ場所。新設を進めているのは全体延長約90ｍのＰＣスノーシェッド。９ブロック（各約10ｍ）。構成される。上部工はＰＣプレキャスト逆Ｌ型で支間長は７・８ｍ～８・４ｍ、柱高４・３ｍ。今回の発注は１ブロックのみとなる。

下部工は光井工業（片品村）が実施した。

詳細設計は日本工営（東京都千代田区）で予備設計は建設技術研究所（東京都中央区）が手掛けた。

残り部分は上部工下部工ともに３ブロックとなり、36ｍの整備工事を２０２０年度以降に今回の施工箇所から北に向かって工事を進める。18年度に上部工５ブロックで日本サミコン（新潟県新潟市）が実施。下部工の進捗状況にあわせて上部工を発注する計画。全体の完成年度は23年度を予定している。