Made in 新潟新技術普及活用制度(土木・建築)の展示・発表会が12日に朱鷺メッセで開かれ、県内企業38社が開発した新潟生まれの77技術を一挙に紹介した。各社自慢の新技術の紹介パネルや製品などが並んだほか、6社の6技術の発表も行われ、建設、行政関係者で大いににぎわった。
また本年度の優秀技術表彰に選定されたプロテックエンジニアリングの「崩壊土砂・落石・雪崩防護柵工法」の表彰式も執り行われ、同社の野村利充社長は「今回の受賞は工法、製品を採用いただいた県地域整備部、建設会社のおかげ。日々新しい技術の開発、実証実験を繰り返し要望に応じて現地での設置工事まで一貫した体制を取っている。県内企業として新潟県の発展に貢献したい」と喜びを語った。
県土木部の中田一男部長は「地域の建設産業の発展につなげるため、自身の現場で新技術の活用を検討いただきたい。県としても新技術が使いやすい環境整備を進め、より一層の普及を目指す」と花角知事のメッセージを代読した。
【写真=優秀技術賞を表彰、各社の新技術を紹介】