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長野県建設部,(社)長野県建設業協会

初のPRイベント大盛況/長野駅で建設業の魅力伝える

2019/11/20 長野建設新聞

 県建設業協会と県建設部は16日、長野市の長野駅改札口前広場で「土木の日PRイベント」を開催した。建設産業の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画した初の試みで、イベント目当ての来場者だけでなく駅利用者もブースを訪れ、終日にぎわいを見せた。

 開会に当たり協会の木下修会長は、企画の立案・準備を担当した青年部会や女性部会、関係機関に謝意を表した上で、「台風19号災害があり、イベントを開くことが妥当か迷った時期もあったが、行動を起こすことで県民を元気づけ、われわれも頑張っていることを伝えられると考え開催を決めた。多くの人が訪れ、われわれが地域の皆さんに寄り添った業界団体であることをPRできれば」とあいさつ。青年部会の北條將隆部会長は「本日開催できるのはここに集まった皆さんのおかげ。きょうは思い切り楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 会場では信州大学繊維学部の学生と共同で製作した軍手「軍手ィ」の配布や専門学校・岡学園の学生が制作した“土木の日”のポスター展示といった若い世代を引き付ける学生とのタイアップコーナーを用意。ほかにも工事看板を背景にしたオリジナル缶バッジづくり、県内の特色あるトンネルや峠を紹介する「信州の土木カード」の先行配布、建設キャリアップシステム(CCUS)の体験ブースなど、民学官の連携による盛りだくさんの内容で来場者を楽しませた。

 清澤由幸副会長は「今回のイベントでは青年部会や女性部会、若い世代の経営者たちが本当に頑張ってくれた。協会のこれからも明るい」と笑顔を見せていた。

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