朝霞県土整備事務所(相原秀行所長)は15日、朝霞市立浜崎保育園の年長・年中組計34人を招待し、重機の試乗や操作などを行う体験会を開催した。県土づくりキャンペーンの一環で行うもので、県建設業協会朝霞支部(水久保幸之助支部長)が協賛した。同支部から㈱伊東土木が参加し、会場にミニバックホウとホイールローダーの各1台を搬入。五島工業㈱と紀和建設工業㈱も安全確保などの応援に駆け付けた。
冒頭に相原所長は「ぜひ楽しんで、良い思い出を作ってください。将来、土木の仕事についてもらえると嬉しいです」と建設業の魅力向上に期待を込めた。
続いて水久保支部長があいさつ。「今日は工事現場で使っている車に乗って楽しんでもらいたいと思います。男の子も女の子も、将来一緒に働いてくれたらいいなと思います」と呼び掛けた。
園児たちは先生や建設業者に付き添われ、順番に重機の試乗や操作を体験。重機の力強いエンジン音に、園児たちからは歓声が絶えなかった。体験会の終盤には、サプライズでコバトンとさいたまっちが登場。興奮に包まれながら、園児たちと記念撮影を行った。
体験会は、当日の進行などを務めた朝霞県土の佐藤美乃里課長の発案を浜崎保育園へ持ち掛けたことがきっかけで実現。今回が初の開催となった。
【写真=重機に試乗する園児】