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群馬県建設業協会高崎支部で労働時間等の説明会

2019/12/11 群馬建設新聞

群馬県建設業協会高崎支部(関口功支部長)の会員を対象にした「建設業に対する労働時間等説明会」が5日、同支部会議室で開催された。当日は会員約50人が参加し、働き方改革関連法の施行や取り組みなどについて説明があった。

冒頭、関口支部長は「2020年4月から中小企業における時間外労働の上限規制が導入されます。建設業は猶予期間がありますが改めてご説明いただきます。また、発注者側の働き方改革に対する考え方や取り組みについても理解できる良い機会」と述べた。

説明会では、厚生労働省高崎労働基準監督署の岩間祐央副署長が「労働時間に関する法制度について(働き方改革を含む)」、国土交通省関東地方整備局建政部建設産業第一課の松﨑正和連携推進係長が「建設業における働き方改革の取組について」と題して話した。

また、当日は群馬働き方改革推進支援センターの相談支援コーナーを設置。茂木労働法務事務所の茂木輝章氏が働き方改革についての相談を受け付けた。

高崎労働基準監督署管内では、19年1月から11月末までの時点で発生した死亡災害は全業種で0件。労働災害の撲滅とともに、働き方改革によって長時間労働の抑制、女性や高齢者の働きやすい職場環境の実現が、建設業への就職希望者の増加につながるよう改善に取り組む。

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