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埼玉県さいたま市

さいたま市が道の駅基本計画を20年度策定

2019/12/11 埼玉建設新聞

 道の駅設置を計画するさいたま市は、2020年度中に基本計画を策定する。11日に協議会を立ち上げ、数回にわたり有識者から意見を募る。同計画策定は八千代エンジニヤリング関東センター(さいたま市、048-815-6070)が担当している。計画策定後は整備計画策定、PFI導入可能性調査、事業者選定、建築実施設計・建設工事を経て、28年度の開設を目指す。基本構想については庁内で策定し、このほど公表した。

 道の駅は地域経済活性化拠点として、見沼区宮ケ谷塔4丁目地内の約4万9000㎡に整備するもの。事業方式はDBOなど公設民営を前提に検討する。整備費は用地取得費、施設整備費など含め約55億円を見込む。施設規模は延べ床面積約5000㎡で計画。物販・飲食・防災・キッズスペース・ガレリア・多目的交流広場・休憩施設・駐車場・情報発信機能などを備える。

 また道の駅周辺の見沼区宮ケ谷塔2丁目約4万9000㎡に、食肉中央卸売市場・と畜場の移転建て替えを計画している。事業手法は従来通りの公設公営を前提に検討。用地取得費や施設整備費などの総事業費は約220億円と試算した。施設規模は延べ床面積約2万3000㎡。一次・二次加工を可能とする。また汚水の堆肥化施設の設置やHACCPなど対応の高度衛生管理を設ける。最終的には対米、対EU輸出認定施設を目指す。

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