6市1町で構成する『新たなモビリティサービスによる「まち」づくり協議会(会長=清水勇人さいたま市長)』は第2回協議会を24日にときわ会館で開催した。会には関係者など約250人が出席、おのおのが関心を寄せていた。清水会長は冒頭に「あらゆる人がシームレスに移動できることを目的とする。P-MaaSによるまちづくりの実現を進めたい」とあいさつ。
講演の部では国土交通省道路局企画課の水野宏治評価室長が登壇。「未来を指向した新たな道路政策」をテーマに講演した。さらに関東地方整備局の山本悟司道路部長と東京理科大学土木工学科の栁沼秀樹講師が「中山間地域における自動運転システムによる移動性確保の取組」を話した。
協議会はさいたま市・三郷市・越谷市・八潮市・草加市・吉川市・松伏町で構成。相互に協力・連携して、広域的な新たなモビリティサービスの導入を目指し、MaaS などを社会インフラとするまちづくりを検討することを目的とする。