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埼玉県荒川左岸北部下水道事務所

県荒川左岸北部が沈殿池を耐震補強

2020/01/07 埼玉建設新聞

 県荒川左岸北部下水道事務所は市野川流域下水道処理場(市野川水循環センター)と元荒川終末処理場で、2020年度以降に耐震補強工事を予定している。市野川流域下水道処理場の耐震診断は新日本エグザ(上尾市、048-774-7731)が3月27日納期で担当。元荒川終末処理場はパシフィックコンサルタンツ埼玉事務所(さいたま市、048-650-8611)が2月28日納期で進めている。

 対象は市野川流域下水道処理場が1系水処理施設最終沈殿池と沈砂池ポンプ棟(RC造地下2階地上2階)、元荒川終末処理場が合流槽(RC造、8m×16・9m×15・1m)。複数箇所へコンクリート増し打ちやせん断補強筋配置などを行うとみられる。

 市野川流域下水道処理場(滑川市月輪地内)は分流式下水排除を行う施設。現況施設能力は計画日最大汚水量2万2800/日、現在処理能力日最大汚水量1万7600/日。水処理はオキシデーションディッチ法、汚泥処理に濃縮・脱水・場外搬出の工程を採用。1994年に供用開始した。

 元荒川終末処理場(桶川市小針領家地内)は計画日最大汚水量23万3100/日で、分流式・一部合流式の下水排除を行っている。

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