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事業者栃木県矢板市
見出し齋藤矢板市長、文化会館を移転、複合化、台風で地下設備水没、復旧を断念、フットボールC隣接地が候補  
掲載 2020年1月18日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 矢板市の齋藤淳一郎市長は17日、昨年10月の台風19号で地下設備が水没した市文化会館(矢板103-1)の復旧を断念し、移転整備する方針を明らかにした。移転候補地はとちぎフットボールセンターに隣接する西側の市有地(末広町)。新たな施設は文化会館に加えて体育館などの多機能化を図り、民間活力の導入を積極的に検討する。今年度中に施設整備に関する調査を実施。規模や導入機能、施設形態や整備手法、財源などを検討していく。市議会全員協議会で説明した。
 文化会館は1981年の建設。規模はRC造4階建て4651平方m。内部は大ホール客席1112席(固定)、小ホール客席400席(移動)、3つの練習室(35平方m、54平方m、99平方m)などを備える。
 内川の右岸に位置し、台風19号では地下の受電・変電設備、空調機器、発電設備が水に浸かり現在も使用不能な状態。復旧費用は概算5億2000万円。国庫補助や災害共済金による復旧が可能だが設備機器の設計から製作、設置までに2年かかることが判明した。
 加えて施設の老朽化が著しく、復旧工事後も大ホール、小ホールの天井耐震改修、音響機器の更新、照明調光設備、舞台機構設備、受水・高架水槽、防火設備の改修などが必要。これら改修費用には概算約11億円を試算。大ホール1回当たりの平均利用者は215人と少なく、修繕や維持管理費の負担増加も見込まれている。
 立地場所は洪水浸水想定区域にあたる可能性が高いエリア。市は費用面や安全面を考慮。多くの市民が利用する文化会館の復旧を行わず、水害の恐れがない場所に移転し、適正な規模で利便性の高い機能を持った施設として再整備する方針を決めた。
 移転候補地のフットボールセンター隣接地は約1・4haの更地。矢板駅からも近く、敷地の半分は砂利敷きの駐車場として利用されている。
 今年度の調査は、あしぎん総合研究所に委託。費用対効果を検証し、市の人口や財政状況、公共施設の適正配置などを踏まえ、新たな文化施設としての規模、導入機能、運営・保守管理方法などを慎重に検討していく。文化会館としての収容人数は今のところ300~500人程度を見込んでいる。

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