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事業者栃木県小山市
見出し小山市、20~21の2カ年で施工、22年4月の開校目指す、豊田中学区小中一貫校、新年度に入札公告  
掲載 2020年1月30日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 小山市教育委員会は、豊田中学区新設小学校整備事業(大本、松沼)を本格化させる。豊田南小学校と豊田北小学校を統廃合し、豊田中学校北側隣接地約2・9haに新設校を建設する。豊田中と連携した施設分離型小中一貫教育を推進する。新年度の上半期中に条件付き一般競争入札を公告し、議会承認後に着工する。2020~21年度の2カ年間で校舎、体育館、プール、校庭、外構工事を済ませる。22年4月の開校を目指す。基本・実施設計は18~19年度の2カ年間で久米設計(東京都)が手掛けている。総工費は約20億円と試算。建設資材や人件費高騰を踏まえ、発注までに精査する。
 建設地は、市北部に位置する豊田地区。JR宇都宮線小山駅から約4000m、JR両毛線思川駅から約400mの距離。西側が水田、東側は畑地に利用され、東西外周に用水路、中央部には排水路が流れる。学校用地は取得済み。
 理想とする豊田中との施設近接型一貫校を実現できる上、校地予定地は圃場整備施行後の敷地とあってほぼ長方形に整形済み。四方が道路で囲まれ、通学路の安全性が担保されている。加えて豊田南小と豊田北小のほぼ中間地点に位置し、新設校の適地。
 基本計画では校舎が木造2階一部平屋建て延べ約2995平方m、体育館はS造延べ約1930平方m、屋外プールはS造延べ約1320平方m、駐車場は約3690平方m、スクールバスロータリーは約660平方m、校庭は約1万9740平方mを想定した。
 校舎の形状は①動線(教室間の移動や明快性)②日照・採光(教室の方位)③安全管理(管理諸室からの見通し)④建設コスト⑤全体配置(校庭確保、周辺住宅への影響)から一文字型を採用。外観は親しみやすく、地域の誇りとなるデザインとする。
 普通教室約480平方m(約60平方m8学級)、特別支援学級約120平方m(約60平方m2学級)、特別教室約600平方m(約90平方m4室約360平方m、併設準備室約30平方m4室約120平方mほか)、図書室・交流ルーム約195平方m。
 体育館は競技場約1410平方m(バスケット2面、バレー2面、バドミントン6面)、ステージ約120平方m、トイレ約48平方m、器具庫約80平方m、ミーティングルーム約45平方m、備蓄倉庫・階段各約50平方m、ホール・通路約127平方mを配す。
 プールは25m7コース、低学年用プール、男女別更衣室、男女別トイレ、倉庫、機械室、玄関・通路、プールサイド、外部トイレ、外部倉庫を備える。駐車場は職員と来客用86台分を確保。校庭はトラック1周200m、直線100m。遊具や植栽帯を整備する。
 室内や外壁は木質素材を多用し、周辺の田園風景と調和。落ち着いた色調を基本とし、サイン効果や演出効果を高めるアクセントカラーを活用。概算総工費は校舎9億5300万円、体育館6億7840万円、屋外プール2億4000万円、校庭1億8980万円。
 周辺道路は南側を市道254号線が東西に横断、西側を市道1110号線が南北に縦断。北側は認定外道路が東西に横断、東側は認定外道路が南北に縦断。並行する市道1112号線と市道1599号線が南側から建設地に向かって進んでいる。
 豊田南小と豊田北小は、学年1学級の小規模校。学年2~3学級の適正規模を満たしておらず、切磋琢磨する機会の減少や人間関係の固定化が懸念される。大規模校と小規模校の格差を是正し、将来を担う子どもたちの教育の機会均等や教育水準の向上を図っていく。
 17年4月に策定した基本計画では開校後の児童数約240人(8学級)、豊田中は生徒数約160人(6学級)と推計。小学校は1、2、3、5年生が各1学級、4、6年生が各2学級、中学校は各学年2学級と見通している。
 新設校は当初予定していた21年4月の開校予定を見直し、22年4月に1年先送りした。変更理由は市役所新庁舎建設事業に伴う財政負担が大きく、市債借り入れによる後年度負担の緩和が目的。市は複数の大型事業の進行管理を調整している。

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