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埼玉県県土整備部

県土整備部が県土づくり政策提案でプレゼン大会

2020/01/31 埼玉建設新聞

 県土整備部は28日、全電通埼玉会館あけぼのビル501会議室で、2019年度県土づくり政策提案に関してグループプレゼンテーションを開催した。中村一之部長、村田暁俊副部長、北田健夫副部長、出先事務所長、本庁の課長はじめ約70人が出席。若手職員が中心の発表者は緊張の面持ちながら思いが伝わるよう一生懸命に説明を行った。

 提案は県土づくりの将来あるべき姿を見据えた上で職員の自由な発想により、県土整備部の新規事業や業務改善などにつながる政策を検討するもの。部の職員で任意にグループを編成し検討。グループごとに幹部に対しプレゼンを行い、プレゼン内容を担当課がフォローアップ。優秀施策があれば3月に表彰を行う。

 プレゼンのテーマは▽県土整備部にSDGsの視点を▽全国初!?官民連携、成果連動で公共事業をスピードアップ▽AIを活用した防災へ~台風19号ハギビスを事例に~▽今できる対策~県施工・県管理による堤防天端の舗装化~▽不法投棄の減少に向けた取り組み~拾ったところにマーキング~▽命を守る冠水見える化プロジェクトX▽徒歩30秒で謄本取得▽適切な歩道管理のための自走式草刈機の導入▽可搬式監視カメラの導入▽AI「私がご対応いたします」▽みんなで「ドローン」を活用しよう――。

 パワーポイントを用いて分かりやすく説明したり、参考情報として本紙記事を用いて紹介を行うなど力のこもったプレゼンとなった。プレゼン後には質疑応答を実施。実用に当たっての課題、導入コストや維持費など費用面での質問を中心として、活発に飛び交った。

 講評で中村部長は「素晴らしい提案をありがとうございました。若手職員ならではの発想もあって新しい視点があった。とても有意義な時間となった」と総括した。


【写真=中村部長、幹部はじめ約70人が出席した】

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