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事業者栃木県小山市
見出し小山市 学校施設長寿命化計画、13校の改修に97.2億  
掲載 2020年1月31日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 小山市は、学校施設長寿命化計画案をまとめた。第1期改修計画では2020~30年度の間に小山城東小校舎、羽川西小校舎、豊田中校舎、間々田小(普通教室棟、体育館)、小山第3中(管理教室棟、体育館)、間々田中校舎-の6校を長寿命化。小山第1小校舎、大谷南小(管理教室棟、体育館)、旭小校舎、大谷北小校舎、小山第2小校舎、大谷東小(特別教室棟、体育館)、小山第2中(特別教室棟、体育館)-の7校を大規模改造。10年間で長寿命化に55億5000万円、大規模改造で41億7000万円の総額97億2000万円の事業費投入を試算した。
 計画期間は20年度から59年度までの40年間。対象は小学校25校、中学校10校、絹義務教育学校1校の計36校に加え、各校の体育館。築30年以上の建物が87%、築20年以上の建物が93%、旧耐震基準の建物が53%を占めている。
 築45年未満で延べ床面積500平方m以上の施設が長寿命化の対象。長寿命化対象外の施設は大規模改造や部位修繕によって目標耐用年数まで延命化を図る。施設規模や築年数に応じ、優先順位をA~Fの6グループに分類。改修時期や改修内容を整理した。
 第2期改修計画は30~40年度の10年間。大規模改造に64億2000万円、長寿命化に49億円の総額113億2000万円の事業費を試算。大規模改造10校、長寿命化は6校。ただし10年ごとに計画を見直すため、改修計画は流動的。
 2期計画の大規模改造は小山第3小校舎、小山中校舎、小山城南小(特別教室棟、普通教室棟、体育館)、羽川小校舎、小山城北小(校舎、体育館)、萱橋小(管理普通教室棟、体育館)、桑中(特別教室棟、普通教室棟、体育館)、若木小校舎、間々田東小校舎、大谷中(教室棟、体育館)。
 長寿命化は小山城南中(校舎棟A、体育館)、絹義務教育学校(前期校舎、後期校舎、体育館)、小山第2中校舎、乙女中校舎、小山城南小普通特別教室棟、間々田小管理普通教室棟が該当する。面積が狭い部位修繕校は改修実施計画から除外した。
 劣化状況は目視による評価基準でA(100点)、B(75点)、C(40点)、D(10点)の4段階で数値化。50点未満は4棟(3・2%)、70~80点未満は69棟(55・2%)。平均は施設合計79点、校舎77・4点、体育館79・7点だった。
 14~18年度の過去5年間の投資的経費の平均は年間約1億4000万円。築50年での改築を前提にした従来型の場合、40年間のコストは約822億円(年間約20億5000万円)と予測。20~39年度の期間に改築が集中し、従来型の継続は不可能。
 建物の使用年数を従来の50年から80年に長寿命化した場合、40年間のコストは約699億円(年間約16億7000万円)となる。さらに29年度までの長寿命化を均等に分散させ、年間コストを約4億5000万円圧縮の約12億2000万円に抑える。
 学校の適正規模は小学校が1学年2~3学級、中学校は1学年3~6学級が望ましいと判断。目標耐用年数はSRC造、RC造、S造とも80年、長寿命化未改修の場合は60年に設定。改修時期は築40年で長寿命化、築50年で大規模改造する。
 整備水準は内外装、非構造部材耐震化、防災防犯、事故防止、アスベスト除去、設備機器高効率化、バリアフリー、トイレ仕様、エレベーター、断熱、日射遮へい、遮音、木材利用を考慮する。定期的な保守点検結果データを蓄積し、効率的に維持管理する。
 長寿命化工事着手前には5年程度をかけて詳細調査、改修設計、補助申請、予算措置、各種調整の準備を済ませる。改修定義は長寿命化が建物全体に求められる水準への機能向上、大規模改造は建物全体の現状回復、部位修繕は建物一部分の現状回復を指す。

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