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新潟県新潟市中央区

寄居公民複合施設の意向調査で分譲住宅や保育園

2020/02/01 新潟建設新聞

 新潟市中央区は、寄居地区での旧中央消防署と旧大畑少年センター跡地での公民複合施設整備に向けたサウンディング型市場調査(対話型意向調査)の結果を公表した。6事業者から民間活用策として子育て世帯向けアパート、分譲、賃貸マンション、医療系民間施設などのアイデアが寄せられた。

 市では東大畑通地内の旧中央消防署跡地と旧大畑少年センター跡地の両方または、いずれか一方を対象に、寄居コミュニティハウス、新潟ひまわりクラブ第1、安吾風の館(資料館)の公共3施設と民間施設を併設した複合施設の整備を計画。民間施設の提案や事業方式、市の費用負担などに関する調査を行った。

 事業者からは、旧中央消防署跡地では設計・施工、運営一括のDBO方式による子育て世帯向けアパートや分譲、賃貸マンション、医療系民間施設の整備。旧大畑少年センターには分譲マンション、保育園や住宅系利用などの提案があった。

 併設される公共3施設の整備条件では、寄居コミュニティハウスは、地域活動への施設貸し出しや事業を計画・実施できる集会場としてホール100㎡、会議室25㎡×2、和室50㎡、事務室40㎡、利用者用駐車場2台程度を想定。新潟ひまわりクラブは遊戯室130㎡、学習室80㎡、事務室30㎡、送迎用駐車場8台程度。安吾風の館は、調査研究や資料の展示遺品の収蔵を行う展示場として展示室45㎡×2室、事務室40㎡、倉庫20㎡を見込む。

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