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埼玉県さいたま市

さいたま市が4カ年14億円で鶴巻ランプ工上部工を発注

2020/02/05 埼玉建設新聞

 さいたま市は国道463号越谷浦和バイパス鶴巻ランプ橋整備を進めている。2020年度から上部工整備を計画、同年度予算に4カ年継続14億5000万円を設定。年割額が20年度1億7000万円、21年度3億8000万円、22年度7億円、23年度2億円となっている。合わせて、安全対策工事などを経て、23年度末の供用開始を目指している。

 施工箇所は東北自動車道の浦和インターチェンジ付近が対象。鶴巻ランプは国道122号および東北自動車道浦和料金所と国道463号バイパスを立体交差構造で接続する計画。

 工事は既存の鶴巻陸橋にすりつける形で施工。上部工については橋長209m、車道幅員7m、歩道3m前後で計画している。橋梁形式はPC中空床版橋を予定する。修正設計を開発虎ノ門コンサルタント埼玉事務所(さいたま市、048-640-6650)が17年度にまとめた。同工事に伴って、既設の鶴巻陸橋へ接続するための補強工事なども実施する。

 現在、国道122号の岩槻区方面、浦和料金所出口から国道463号バイパスの浦和駅方面へのランプが整備できていない。施工により国道463号へのアクセス性が向上。国道122号などの渋滞緩和が期待されている。下部工(橋台1基、橋脚8基)は3月の完成を予定している。

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