記事

事業者
国土交通省大宮国道事務所,首都高速道路(株)

大宮国道などが国道17号新大宮上尾道路のデザインを

2020/02/06 埼玉建設新聞

 大宮国道事務所は首都高速道路㈱と共同で、このほど国道17号新大宮上尾自動車専用道路・与野~上尾南整備の景観検討会議を開催した。高架橋のデザインは床版の張出長を統一し、桁高に段差が生じる場合は桁端部で解消する。色彩は桁がグレイッシュベージュ、鋼製橋脚はオフグレーに決定。今後の設計・施工に反映させることを確認した。

 会場には座長で事業景観アドバイザーの深堀清隆埼玉大学大学院理工学研究科環境科学・社会基盤部門准教授のほか同アドバイザー2人、田中倫英大宮国道事務所長、高橋三雅首都高速道路㈱東京西局プロジェクト本部長、さらに、狩生正彦さいたま市建設局土木部広域道路推進室長、東邦彦上尾市都市整備部都市計画課長も出席した。

 附属物整備では遮音壁、道路照明、門型標識、排水管について▽高架橋としての連続性・デザインの一貫性を確保▽長期にわたる清潔感・維持管理性に配慮▽附属物による煩雑感の軽減に配慮▽すっきりとした道路内景観を確保し、外への眺望や閉塞感の軽減に配慮--としている。

 同路線はさいたま市中央区円阿弥~上尾市堤崎(与野~上尾南間)の約8kmが2016年に事業化。工事に向けて、一部の詳細設計が進んでいる。

【議事概要】

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら