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栃木県県土整備部

県県土整備部、災害復旧見通し278件、3月までに発注、一般競争21件

2020/02/07 日本工業経済新聞(栃木版)

 県県土整備部は7日付で、台風19号災害復旧工事発注見通しを公表した。件数は278件。入札時期はすべて第4四半期。河川工事が多く、入札方法は原則1億円以上の工事に適用する条件付き一般競争が21件、指名競争が257件。(2~4面に発注予定)

 土木事務所ごとの件数は矢板50件、鹿沼48件、安足45件、宇都宮35件、大田原34件、栃木28件、烏山18件、日光12件、真岡7件。土木事務所以外は公園事務所が鬼怒グリーンパーク運動施設復旧工事(高根沢町)を発注する。

 宇都宮土木は田川、赤川、山田川、赤堀川、姿川、武子川、武名瀬川の護岸工事や栗谷沢(宇都宮市新里町)の流路工事。田川は23件と多く、宇都宮市石那田町の2件、屋板町の1件、東横田町の1件、上三川町川中子の1件を一般競争で発注する。

 鹿沼土木は武子川、行川、南摩川、長畑川、黒川、思川、大芦川、荒井川、粟野川、永野川、赤川、上山沢(上大久保)の護岸工事。千渡地区の武子川、富岡地区の行川や黒川、見野地区の黒川、下粕尾地区の思川、下沢地区と酒野谷地区の大芦川の工事を一般競争で入札する。

 道路は10件。石裂上日向線(上久我)、草久粟野線(中粟野)の擁壁工事、鹿沼足尾線(中粕尾)の法面工事、栃木粟野線(深程)の舗装工事、仮橋工や旧橋撤去を行う上永野下永野線(上永野、久保田橋)の仮設工事などを発注する。

 日光土木は田川、行川、武子川、清水川の護岸工、中宮祠足尾線(中宮祠)の法面工事、小来川文挾石那田線外(南小来川)の擁壁外工事。猪倉地区の田川と岩崎地区の武子川の工事を一般競争で入札する。

 真岡土木は河川の護岸工事。大羽川(益子町)、逆川(茂木町)で各2件、五行川(真岡市)、ぐみ川(益子町)、坂井川(茂木町)で1件を指名競争で発注する。

 栃木土木はすべて河川護岸工事で指名競争入札。栃木市内の思川、永野川、赤津川、藤川、柏倉川、三杉川、赤津川、逆川、巴波川、小山市内の姿川、思川、巴波川を発注。永野川と赤津川は5件ずつ入札する。

 矢板土木も全件河川の護岸工事。矢板市からさくら市の内川で17件を発注し、喜連川地区と鷲宿地区の2件を一般競争で入札。塩谷町からさくら市の荒川(塩谷)は9件のうち早乙女地区の1件を一般競争で発注する。

 このほかさくら市内の江川(烏山)で7件、矢板市内の江川(矢板)、中川、天沼川、塩谷町の泉川で3件ずつ、塩谷町の松川、富沢川、矢板市の簗目川、谷川、高根沢町の井沼川で1件発注する。

 大田原土木は大田原市の巻川や前松葉川、松葉川、木佐美川、百村川、蛇尾川、箒川、巻川、那須塩原市の蛇尾川、熊川、箒川、那珂川、唐滝沢(宇都野)、那須町の三蔵川、奈良川、黒川などの護岸工事。浅香地区の百村川、町島地区の蛇尾川を一般競争で入札。

 那須町の伊王野白河線(大畑)、那須高原線外(湯本)で擁壁工事を発注する。

 烏山土木は那須烏山市の荒川(塩谷)で7件、江川(烏山)で2件の護岸工事、清水川外の渓流保全工事1件を入札。那珂川町では武茂川5件、久那川2件、大内川1件を発注する。

 安足土木はすべて指名競争。足利市内は出流川、名草川、小俣川、袋川、松田川、粟谷川、田島川、彦谷川の護岸工事、小俣町や名草上町の名草小俣線外擁壁工事などを発注。

 佐野市内は秋山川、小曽戸川、旗川、彦間川、仙波川のほか、閑馬川、歳川外、寺沢川外などの護岸工事、作原田沼線外(作原町外)、秋山葛生線(秋山町)の擁壁工事を発注する。

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