北首都国道事務所は１月24日と２月６日の２日間、東埼玉道路沿線の地元小学生を対象に工事現場の体験学習会を開催した。将来の担い手確保を目的としたもので、協力企業として工事受注者の木下建設、奈良建設が参加。小学校２校の児童ら計80人を現場に招き、建設機械への試乗体験などを行った。

　初回の１月24日は、奈良建設が担当。会場となった「Ｒ１国道４号東埼玉道路大落古利根川側道橋下部その２工事」（松伏町大川戸地先）の現場に金杉小学校の児童ら55人を招いた。学習会では東埼玉道路事業や３次元データによる施工映像を説明。その後、高所作業車の試乗体験も行った。

　２月６日は「Ｒ１国道４号東埼玉道路大落古利根川側道橋下部その２工事」（越谷市増森地先）を会場に、木下建設が橋梁工事を紹介。参加した増林小学校の児童ら25人は、高所作業車の試乗体験やコンクリート杭（橋脚基礎）へのお絵描き体験を楽しんだ。

【写真】

①＝高所作業車に試乗（奈良建設）

②＝杭にお絵描き体験（木下建設）