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事業者栃木県宇都宮市
見出し宇都宮市 新年度予算案、美術館設備改修で実施設計、篠井小体育館に着工、普通建設費357億、清原体育館  
掲載 2020年2月15日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 宇都宮市は14日、2020年度当初予算案を発表した。一般会計は、前年度比1・6%減の2130億円。普通建設事業費は新最終処分場や新中間処理施設の減額により10%減の357億165万7000円。LRT整備費や台風19号災害を踏まえた総合的な治水・雨水対策費を計上。新規は宇都宮美術館空調照明設備などの改修実施設計、動物愛護管理施設改修実施設計を措置。小学校体育館長寿命化は篠井小で着工し、明保小で実施設計を委託。清原体育館改修工事や中学校体育館への空調機器導入、中央卸売市場の再整備、今市浄水場更新実施設計などに取り組む。(2面に主要事業予算額、表)
 特別会計(13会計)の合計は前年度比2・8%増の1147億8302万3000円。企業会計(3会計)の合計は5%増の446億1876万円。一般会計と合わせた予算総額は0・5%増の3724億178万3000円。
 LRT整備事業は126億9748万円。JR宇都宮駅東側の鬼怒川橋梁や道路工事、車両製造などを進め、平出町トランジットセンターゾーン整備の用地測量も実施。駅西側は事業化調査を進める。
 JR宇都宮駅東口地区整備は7086万円。コンベンション施設に着工し、交流広場や自転車駐輪場などを整備。駅西口周辺地区は基本計画などの検討に2830万円。
 市街地再開発事業は推進地区のバンバ(1・28ha)、千手・宮島(1・0ha)の事業化支援に549万円。JR宇都宮駅西側のLRT沿線まちづくり方針策定に400万円を措置した。
 総合的な治水・雨水対策は18億7725万円。河川や公共下水道雨水幹線の整備に加え、道路排水機能の強化を実施。新たに内水ハザードマップ作成に向けた浸水解析調査に8163万円、公共施設への雨水貯留タンク設置に1億3821万円などを配分した。
 都市基盤河川・準用河川は奈坪川、越戸川、新川、山下川、給分川の整備に8億881万円。600万円で河川構造物長寿命化計画策定のためブロック積み護岸の空洞を調査する。
 八幡山公園などの急傾斜地対策は1億4218万円。道路排水施設は12路線、延長1470mの整備や白沢町など4カ所の雨水排水現況調査に1億235万円。
 緊急輸送道路沿道の建築物等調査に2000万円を計上。大規模盛土造成地の地質調査は前年度から3550万円予算を上積みした。
 宇都宮美術館の実施設計は2786万円。空調設備改修や照明LED化など施設保全の整備に備える。動物愛護管理施設は市保健所の施設を改修する。
 小中学校の整備は17億4309万円。篠井小体育館の長寿命化改修工事は2カ年で施工。瑞穂野中ではリース方式の仮設校舎を増設。中学校体育館への空調機器導入は8600万円。21年夏の全校設置に向け手法などを検討し発注準備を進める。トイレ洋式化は陽南中体育館で実施する。
 国民体育大会・全国障害者スポーツ大会の開催準備は9億9604万円。清原体育館の空調設置や照明LED化、トイレ洋式化などの改修工事、屋板運動場庭球場クラブハウス新築、人工芝改修工事などを実施。北西部地域体育施設は基本計画策定に向け検討を進める。
 子どもの家は明保小学校とテクノポリスセンター地区新設小学校での整備に3億8264万円。
 豊郷地区市民センター駐車場舗装等改修工事に4106万円、田原コミュニティプラザ天井改修工事に4046万円。陽光地域コミュニティセンターエレベーター設置工事に6505万円、峰地域コミセンエレベーター設置実施設計に800万円、西市民活動センター空調設備更新工事に2628万円。
 本庁舎11~16階や地下のLED照明設備導入、議会棟トイレの洋式化などを推進。公共施設の長寿命化は21億6497万円を確保する。
 舗装修繕計画に基づく予防保全など道路アセットマネジメントの推進は4億3734万円。新たに照明や案内標識など小規模付属物の定期点検に3264万円、道路施設情報の一元化に1600万円を計上した。
 公園整備は1億7548万円。宝木せせらぎ公園などの遊具更新や緑1号児童公園バリアフリー化、宇都宮駅東公園のLED化、清原工業団地緑地などのトイレ水洗化などを実施。芝生墓地整備などを進める東の杜公園整備は1億80万円。
 土地区画整理事業は54億2489万円。鶴田第2、宇大東南部第1・第2、岡本駅西、簗瀬地区を推進。小幡・清住地区は5億円増の12億495万円を配分した。
 道路新設改良は5340号線など市道31路線の整備に24億861万円。このうち大谷スマートインターチェンジは用地取得など事業の推進に10億1669万円を充てる。
 都市計画道路の整備は4億3669万円。産業通り陽東Ⅰ、宇都宮日光線一条工区、鶴田宝木線を推進。産業通りは陽南工区西側から主要地方道宇都宮栃木線までの区間(交差点影響範囲含む延長1550m)の大和工区に4000万円を配分。事業化に向け予備設計や交通影響評価を実施する。
 自転車のまち推進は2億7063万円。自転車走行空間6路線や山田川サイクリングロードを整備する。
 市営住宅の整備は宝木住宅の除却実施設計、耐震補強実施設計などに4105万円。消防団詰所整備は1億9178万円。5カ所を改築するほか、城山分団第6と第13部詰所で止水板設置による浸水対策を実施。
 旧大谷公会堂を活用した拠点機能整備の設計には3417万円を増額。大谷公会堂は解体保存工事を実施する。また、食肉処理施設の解体にも取り組む。
 認定こども園の整備や保育所の増改築などは11施設を助成し436人の定員増加を図る。地域密着型サービス事業所は4施設、障害者グループホームは1施設(定員10人増)の新設を支援する。
 農道舗装は19地区で実施。大区画化など水田の再整備に577万円、田川の取水量遠隔監視システムの導入支援に2430万円を措置した。
 企業会計の資本的支出は水道事業が94億7398万9000円(前年度比17・9%増)、下水道事業が106億3329万7000円(2・2%減)、中央卸売市場事業が2億6112万3000円(0・1%減)。
 中央卸売市場の再整備は2億7627万円。水産仲卸業者冷蔵施設新築や関連商品売り場A棟の解体工事などに着手する。
 上下水道施設の適正管理と機能向上には54億2541万円を計上。今市浄水場更新実施設計のほか、松田新田浄水場施設更新工事を実施。また、老朽配水管は1万5010mの布設替えを見込んで予算を大幅に拡充した。
 下水道施設は川田水再生センター設備更新工事を推進し、下河原水再生センターでは再構築事業の基本設計を策定。下水道管渠は9040m、改築更新は358mの整備を計画している。
 災害に強い上下水道は16億9446万円。松田新田浄水場導水管や汚水管渠の耐震化を促進。公共下水道雨水幹線は越戸川6号幹線を整備するほか、駒生川第4排水区など6件の基本・実施設計を進める。農業集落排水処理施設は下平出、平出、柳田地区で管渠改築・更新計画を策定する。
 新たに雨水放水路の水門改良工事に6900万円。下河原水再生センターの復旧と止水板設置工事に4億470万円、川田水再生センター特別高圧受変電設備の擁壁設置工事などに2174万円を措置。

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