北陸地方整備局長岡国道事務所工事安全対策協議会(会長=松永和彦長岡国道事務所長)はこのほど、長岡市の中之島文化センターを会場に第26回工事施工技術発表会を開催した。現場で実践した新技術や安全対策の工夫をまとめた論文を7者が発表。170人の参加者が熱心に耳を傾けた。
冒頭であいさつに立った松永会長は「本年度管内では100あまりの工事が完成および進行中。国土強靭化計画で3カ年計画による重要インフラの整備を進めている。ことしは昨年よりも10編多い60編の報文が寄せられた。本発表会が施工技術と安全の向上につながれば幸い」と期待を込めた。 発表報文と担当者は次のとおり。(表彰順)※敬称略
◆最優秀賞
◇法面工におけるICT技術の活用(H30小出維持管内防災工事)=町田栄一(町田建設)
◇当現場におけるICT技術・新技術活用の取組み(H30長岡維持管内待避所整備その2工事)=宮島悠雅(興和)
◇高橋脚における工期短縮(国道289号5号橋梁下部その2工事)=田嶋秀一(大林組)
◆優秀賞
◇周辺環境に配慮した施工方法の工夫(国道116号上高町交差点改良工事その2)=髙橋久(丸髙建設)
◇カルバート工における施工について(国道17号大浦地区改良その2工事)=磯部友昭(伊米ヶ崎建設)
◇覆工コンクリート検査における画像計測の適用(国道289号1号トンネル他工事)=大原永次・代理発表田中亮平(三井住友建設)
◇ICT技術全面活用による生産性向上と安全・円滑な土運搬について(国道17号和南津地区改良その2工事)=高井正仁(曙建設)
【写真=7者が表彰された】