春日部市は武里団地近くの安之堀川に架かるF595号橋(大枝地内)の架け掛けについて、2021年度に着工する可能性が高いことを明らかにした。安之堀川で進む堤防かさ上げに伴うもので、新たな道路高さに合わせ、既存橋を撤去した上で新橋を架設する。工期は3カ年を見込んでいる。
同橋は安之堀川と新方川の合流部に架かる道路橋。概略設計によると、新橋はPC単純プレテン床版橋(下部工=PHC杭)、橋長10・6m、全幅7・2m(車道6m)で計画している。
工事の発注スケジュールについては堤防かさ上げの進捗に合わせるほか、近接する新方川で県が河川改修を進めていることから、県との調整を行った上で決めるもよう。
既存橋は1975年に架けられたPCI桁橋で、橋長5・2m、幅員6・2m。
詳細設計はジーアンドエスエンジニアリング埼玉東部営業所(春日部市、048-872-6161)がまとめた。
【写真=架け替えるF595号橋】