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山梨県甲斐市

亀沢大橋など調査 長寿命化計画策定へ

2020/06/20 山梨建設新聞

 甲斐市は茅ヶ岳東部広域農道に架かる橋の長寿命化に向けた、個別施設計画を策定する。国の方針に基づき現況調査を進め、修繕の時期や概要をまとめる。6月補正予算案に業務委託費2351万8000円を盛った。予算可決後、早々に委託し年度内に作成する。

 農林振興課によると、同農道は甲斐市の東部から甲府市の観光スポット「昇仙峡」などへ続く道。一部用地買収中のため、まだ未供用の箇所がある。今回対象となる橋は、橋長300m1橋、154m1橋、95m1橋、33m2橋の計5橋。中でも橋長300mの亀沢大橋(亀沢地内)は、4径間連続・PC箱桁ラーメン構造の長大橋だ。

 市担当者は「いずれも建設から10年前後の新しい橋。修繕計画は立てるが実際に工事に入るのは先になるだろう」と話す。

 同農道は全線開通すれば両市を結ぶ観光ルートとしての利用も見込まれるため、早期完成が期待される。



【写真=修繕計画を立てる亀沢大橋】

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