金杉建設㈱(春日部市、吉川一郎社長)の新たな社員寮が完成した。場所は同市西宝珠花434。1階にはバーカウンターを設置しており、若手社員のコミュニケーションの場となっている。吉川祐介専務取締役は「ICTに力を入れているが、人間関係をデジタルに頼ってはだめ。コミュニケーションが取れないと、現場での人間関係もうまくいかない。気軽に先輩に相談できるように談話室を作りたかった」と話す。
寮長を務める松本真之介さんは、現場代理人として関東地方整備局長表彰をこれまでに2回受賞している。「これからの時代、現場での会話がますます重要になってきます。入社したばかりの若手が気兼ねなく先輩と話せる良い環境になっています」と述べている。
寮は13部屋あり、現在は10人が入居している。このうち4人は4月に入社した新入社員。家賃は1万円となっている。またWi-Fⅰ環境が整備されている。