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事業者栃木県矢板土木事務所
見出し矢板土木、国道408号宇高BP、跨線橋建設へ準備工、ヤード含む地盤改良3件発注、水路トンネル、補強土  
掲載 2020年6月24日日本工業経済新聞(栃木版)  
本文

 県矢板土木事務所は、一般国道408号宇都宮高根沢バイパス(高根沢町)の今年度事業概要を示した。3期工区約1300mのルート上で補強土壁や地盤改良工事を行いながらJR宇都宮線の跨線橋建設に向けた準備を推進。条件付き一般競争は第2四半期に水路トンネル建設と補強土壁工事2件、第4四半期に跨線橋ヤード設置予定個所を含む地盤改良工事3件を発注。指名競争で工事用道路や盛土工事、道路改良工事などを順次入札する。今年度当初事業費は10億円。2024年度に4車線化事業を完了させる予定。暫定2車線で供用中の1期工区約600mは来年度から4車線化整備に着手する。
 宇都宮高根沢バイパスは宇都宮市野高谷町~高根沢町宝積寺を結ぶ延長約6600m。矢板土木管内は約1900m。主要地方道宇都宮那須烏山線鷺ノ谷交差点から南の1期と2期工区約5300mは暫定2車線で供用。3期工区は鷺ノ谷交差点から国道4号鬼怒グリーンパーク入り口を結ぶ区間。
 ルートは宇都宮市側が高く、国道4号側が低い形状。鷺ノ谷交差点から4号へ向かっては窪地のJR線の上部を跨線橋で横断した後、切土と盛土によって4号に接続する。
 JR線の西側は宝積寺駅へアクセスする町道375号線が高い位置を通り、バイパスが町道の下を通る形。375号線に橋梁を架設し、バイパスと連絡するハーフ形式のランプを設置。北進する本線(下り線)から町道に接続するランプと町道から南進する本線(上り線)に接続するランプを設置する。
 3期工区の標準幅員は22m(車道3・5m×4)。東側に3・5mの歩道を設ける。4車線の完成形で整備を進める。
 第2四半期発注の補強土壁工事2件と第4四半期発注の地盤改良工事3件のうち2件はJR線東側のバイパス下り線で実施。補強土壁工は道路改良工事その2、その3として発注し、それぞれ320平方mと240平方mを施工する計画。
 地盤改良工事の2件は道路改良その2、その3の補強土壁工以外の個所で実施。セメントなどを撹拌して柱状の杭を形成する深層混合処理工を380本ずつ設置。工期は約10カ月。地盤改良完了後には補強土壁工を設置する予定。
 跨線橋はセパレート形式で南進の上り線が橋長50・9m、北進の下り線が51・7mの単純細幅鋼箱桁橋(合成床版)。下部工は箱式橋台4基(場所打ち杭φ1500㎜、延長12~13・5m)。杭は各橋台に20~25本打設する。
 跨線橋の架設は鉄道営業時間の制約の中、短時間で一括架設する工法を想定。高規格クレーンの使用が見込まれ、橋梁架設ヤードの地盤改良工事を第4四半期に発注。深層混合処理工700本を施工する計画。工期は約13カ月を見込んでいる。
 橋梁ヤードはJR線の東側に設置を予定。第2四半期に120mの工事用道路、第3四半期に200mの水路付け替え工事を発注する。
 ヤードがバイパス上り線南側の橋台を含む位置にあり、上部工の架設工事は下り線を先行する方針。鉄道近接工事で下部工の施行担当などについてJRと協議を進めていく。
 町道375号線の橋梁は橋長44・5m、幅員16・8mのPCポータルラーメン橋。車道部は3m×2車線、路肩1・5m×2。両側に3・5mの歩道を設ける。下部工は逆T式橋台2基(回転杭φ1000㎜、延長13・5m)。杭は12本ずつ打設する計画。
 町道橋付近では西側に道路を切り回す予定。町道部の工事は跨線橋の架設と同じ時期になる見込み。
 水路トンネル建設工事は、北側から南の高台へ農業用水を送水している隧道水路の付け替え。新水路トンネルは馬蹄形で内径2・2m、施工延長227m。工期は約24カ月。
 場所打ち覆工工法で、鋼製支保工を設置しながら掘削。矢板は使用せずにコンクリートを吹き付けながら築造していく。掘削完了後、現在の隧道水路は道路の沈下を防ぐためモルタルを充填する予定。
 盛土工事は第3四半期に2件発注。4号側でそれぞれ7000立方mを施工。年明けには盛土工付近の道路改良工事1件の発注を予定している。
 4号側では側道の一部が完成。昨年度発注の町道横断ボックス工事などが進められている。
 408号宇都宮高根沢バイパスは全体事業費約176億円。宇都宮土木事務所管内の1期と2期工区では4車線化や主要交差点の立体化事業が進められている。1、2期工区の計画幅員は全幅31・5m(車道3・5m×4、中央帯2m、路肩1・25m×2、施設帯1・5m×2、副道5m×2)。
 真岡宇都宮バイパス、真岡バイパスなどとともに地域高規格道路の常総・宇都宮東部連絡道路(常磐自動車道谷和原IC~東北自動車道矢板IC間約100㎞)の一部を構成。
 3期工区が完成すると国道4号と真岡市の北関東自動車道真岡ICが結ばれ、真岡南バイパス(来春暫定2車線供用予定)によって国道294号や408号にスムーズに接続。移動時間の大幅な短縮、交通事故や渋滞の減少、産業活性化、災害時などの緊急輸送力強化が図られる。

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