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栃木県宇都宮市

宇都宮市、宇都宮日光線街路整備、電線共同溝180m、道路改良200m発注

2020/06/24 日本工業経済新聞(栃木版)

 宇都宮市は今年度、都市計画道路3・4・102号宇都宮日光線(蓬莱大黒通り)で電線共同溝築造工事と道路改良工事を実施する。6月補正予算で工事費1億3800万円を計上。各工事とも分割または一括の発注を検討している。

 工事個所は3・3・1号鹿沼宇都宮線(平成通り)との交差点北側。施工延長は電線共同溝築造が180m、道路改良工事200m。計画幅員は18m。幅員構成は歩道4・25m×2、車道3・25×2、路肩1・5m。路肩は自転車通行帯として整備する。設計はいずれも東亜サーベイ(宇都宮市)が担当している。

 蓬莱大黒通りの現道幅員は8~9mで歩行者通路の路肩は確保されているものの、電柱があるため歩行者や自転車が危険な状況。現在の工事進捗率は約7割。道路拡幅と管路埋設を進め、来年度以降に電線を管路に入れていく。

 蓬莱大黒通りはいちょう通り(西原1丁目)と平成通り(同3丁目)を結ぶ延長691・9mの路線。2008年に接続する平成通りの延長186・6m区間と併せて都市計画道路事業の認可を受けた。認可期間は2024年度まで。2路線の全体事業費は当初から増額し約44億1700万円。事業施工地域は大寛2丁目、西2~3丁目、西原1~3丁目、一条3~4丁目、一条3~4丁目、新町1丁目、花房2丁目地内。

 市は電線類の地中化と余裕のある歩道を設置することで歩行者や自転車の安全性向上と渋滞対策を図る。

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