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群馬県東部農業事務所農村整備課

県東部農業事務所農村整備課は大間々用水の管更生工を7月にも公告

2020/06/27 群馬建設新聞

県東部農業事務所農村整備課は、みどり市大間々町下神梅地内を流れる大間々用水の隧道で管更生工事を計画している。早ければ7月に条件付き一般競争入札を公告する。工種は土木一式とする考え。工事費は2億800万円を充てる。工期は7カ月程度を見込んでいる。

対象となるのは、国道122号の西側にある同用水の6号と7号隧道。いずれも1962年に完成した。

直径900㎜のコルゲート管が経年劣化により腐食が進んでいることから、(農山)県営ため池等整備事業(用排水施設整備工事)で更生工を実施する。

工事は反転工法を採用し、樹脂状の更生材を厚さ8㎜で管の内部に張り付ける。施工延長は338mを予定。測量設計業務はプロファ設計(伊勢崎市)が担当した。

大間々用水土地改良区が管理する同用水は62年に完成。桐生市黒保根町宿廻地内にある深沢川頭首工から取水している。受益面積は316ha。用水の各延長は◇幹線導水路=約7000m◇幹線パイプライン=1万4000m◇末端パイプライン=6万3000m―。

現行の機能保全計画に基づき、2017年度から進めてきた隧道の改修工事は、20年度で完了となる。

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