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事業者栃木県河川課
見出し県河川課 20年度主要事業、新規の姥川で河道設計、五行川(真岡)は測量、改良復旧含め38カ所84億  
掲載 2020年6月30日日本工業経済新聞(栃木版)  
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 県河川課は、国庫補助や交付金を活用する今年度の河川事業概要をまとめた。昨年の台風19号で被災した秋山川(佐野市)、永野川(栃木市)など5河川の改良復旧を含む10事業38カ所(浸水リスク想定図作成等含む)で掘削や築堤、護岸工の整備を推進。杣井木川排水機場や芳賀遊水地の工事、橋の架け替えなども進める。新規は姥川(足利市)で河道設計を実施。五行川(真岡市)では流下能力を確認する測量を行う。当初予算には改良復旧を含め安全な川づくり事業費84億3300万円を計上している。
 河川激甚災害対策特別緊急事業と災害関連事業で約3㎞を整備する秋山川は、海陸橋前後の掘削や護岸工事を推進。架け替える大橋(主要地方道桐生岩舟線)、中橋(佐野市道)の詳細設計を実施。下流の統合堰工事も進め、中流部の赤坂堰は改築の必要性について検討している。下流区間では防災・安全交付金による広域河川改修事業で掘削、築堤、護岸工事を行う。
 永野川は災害復旧助成事業で現況測量や河道設計、用地調査、築堤、護岸工事を実施。対象区間は計10・6㎞。JR線橋梁、千部橋、両明橋、諏訪橋の4橋や取水堰4カ所の整備方針も検討していく。
 荒川・塩谷(那須烏山市)は向田地区の1・5㎞と上流の藤田地区などの4・4㎞区間を改良復旧。測量や河道の設計、用地調査、堤防嵩上げによる築堤、護岸工事を実施し、市道の落合橋架け替えや樋門、樋管の改築を検討する。また、向田地区の下流に続くこれまでの広域河川改修事業区間で用地調査・補償を進め、掘削や築堤、護岸工事を促進する。
 思川(鹿沼市)は主要地方道鹿沼足尾線天満橋の上下流3・2㎞、黒川(壬生町)は北関東自動車道の上下流2・9㎞が対象区間。いずれも左右岸で必要な河道掘削や築堤、護岸工事を実施する。
 改良復旧の事業費は永野川が約192億円、秋山川が約62億円、荒川が約60億円、思川が約23億円、黒川が約4億円。概ね5年での完了を目指している。
 床上浸水対策特緊急事業の小藪川(鹿沼市)は、東武鉄道下のボックス工と管理橋を施工。河川断面を広げるとともに鉄道橋を補強する。
 大規模特定河川事業は防災・安全交付金の広域河川改修事業などと併せて改修を推進。武名瀬川(上三川町)は国道352号野田橋の架け替え工事や野田橋上流側の町道橋の設計を実施。
 武子川(鹿沼市)は深津工区の用地補償や掘削、築堤、護岸工、最下流部の鉄道橋梁の設計をJRに委託して進める。
 杣井木川排水機場は6月議会案件で発注したポンプ設備の製作工事に着手し、来年度に設置や建築工事を予定。調節池整備も検討していく。
 熊川(那須塩原市)にも大規模特定河川事業を適用。新中野橋の下流や和田橋の上流などで掘削や護岸工事を促進する。
 大芦川(鹿沼市)は用地補償や掘削、思川・乙女網戸(小山市)は掘削を促進。
 日光市の田川・上流(土沢)は掘削、護岸工と架け替える上耕地橋、農道橋の下部工、宇都宮市の田川・上流(石那田)は上田橋、角子橋の上部工を施工。
 姿川・城山(宇都宮市)は主要地方道宇都宮今市線の大谷橋の架け替えを進め、今年度に事業を完了させる。大谷橋から上流については豆田川合流点の調節池を含む3・3㎞区間を工区として設定、来年度事業着手を目指している。
 足利市の粟谷川は松田川合流点付近で掘削や築堤、護岸工を実施。名草川は袋川合流点付近での掘削、護岸工を進め、米田堰の上部工を改築。矢場川は用地補償を進める。
 巴波川・上流(栃木市)は遊水地や河道の用地補償、菊沢川(佐野市)も用地補償を実施。
 五行川は芳賀遊水地(芳賀町)の右岸で越流堤の遮水矢板工事を施工。真岡市内の測量では本川の流下能力を確認。さくら市の五行川では国道293号五行橋の下流で掘削工事を推進する。
 百目鬼川放水路(益子町)では掘削、築堤、護岸工事を約160m施工。武茂川・大内川(那珂川町)は大内川の国道461号旧道の馬坂橋付近で掘削や護岸工事を実施する。
 施設機能向上事業の釜川放水路(宇都宮市)はトンネルのひび割れ補修など耐震補強工事を発注。特定構造物改築事業では江川放水路(宇都宮市)の開閉装置更新、杣井木川排水機場のポンプ設備オーバーホールを予定している。
 新規の姥川(足利市高松町~福富町)の整備区間は雉川合流点から一般県道佐野太田線北側の1級河川上流端まで。延長約3300m、計画流量毎秒45立方m。主要工種は築堤、掘削、護岸工、橋梁15橋、堰2基。総事業費は約29億円、事業期間は2039年度を予定。
 このほか県内全域で浸水リスク想定図を今年度に27河川、来年度に29河川で作成。また、排水ポンプ車3台を購入し、栃木土木事務所に2台、安足土木事務所に1台を配備する。

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