水戸市は、浄化センターの第1沈砂池およびNo.4送風機の機械設備および電気設備改築工事を計画している。工事3件の一般競争入札を9月前半に執行する見通しだ。工期はそれぞれ17カ月を見込む。
第1沈砂池の機械設備改築は、主に揚砂装置、除塵機、し渣設備を新方式の設備へ交換する。
No.4送風機は送風機室内に設置されている送風機4基のうちの一つで、多段ターボ型ブロワー1台を改築更新するもの。No.1~3については改築済み。
両施設の電気設備改築工事では、動力盤、制御盤、シークエンスコントローラーなどを更新する。
実施設計は㈱日産技術コンサルタント(本社・大阪府)が策定した。
市は当初予算で浄化センター第1沈砂池設備および送風機設備改築事業として2カ年継続費12億9400万円(各6億4700万円)を計上している。
浄化センター(若宮1―1―1)は、1974年7月より稼働。水処理方式は標準活性汚泥法で、計画処理人口は11万5900人。
【図=水戸市浄化センター 平面図】