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国土交通省

【新型コロナ】感染予防対策指針で熱中症予防の事例拡充

2020/07/07 本社配信

 国土交通省は、建設業における新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを改定し、熱中症予防のために建設企業が実践している取り組み事例を拡充したほか、新型コロナウイルス接触確認アプリの利用などを盛り込んだ。建設業関係団体へ周知を図るとともに、引き続き建設現場の「三つの密」対策と熱中症の危険性軽減等の徹底を求めている。

 建設現場における熱中症予防のための取り組み・工夫では、マスク着用に関してマウスシールドやフェイスシールド、冷感素材等を用いたマスク、マスクと併用可能な空調機器等の活用などを紹介。また現場作業で特に不要な場合はマスクを外してもよい例外的な場合も明示した。

 現場作業や休憩所の関係では、現場でのスポットクーラーや扇風機、ドライミスト発生装置、テント付き屋外休憩所の設置、屋外作業現場での送風機等による通気性確保などについて、写真を用いて説明している。

 他にも厚生労働省や環境省による「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントなどをまとめた。

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