群馬県建設業協会(青柳剛会長)は9日、同会が自然災害や感染症災害の複合施設に備えるために製作したパーテーションKAMIKABE(かみかべ)の組立訓練を昭和村公民館多目的ホール(糸井405-1)で行った。同村の役場職員などが参加し、組み立て方法を青年経営者部会の会員から指導を受けた。
青柳会長は訓練の冒頭、「避難所の三密を防ぐことがこれからの課題。いざという時にスムーズに組み立てられるようにしていきたい」と話した。
堤盛吉村長は「これからは避難する際に感染対策も併せてしていかなくてはならない。本日は意義のある訓練としていただきたい」と激励した。
組み立て訓練は昭和村を皮切りに県内35市町村を対象に実施する予定としている。