水資源機構は担い手確保による働き方改革の推進として、2020年度から建設現場における週休2日制工事の試行に取り組んでいる。週休2日は4週8休以上の現場閉所を行ったと認められた状態で、対象は原則全ての土木一式工事。受注者希望型により実施する予定だ。
積算の方法は現場閉所状況に応じた補正係数を乗じるものとし、国土交通省の基準に準拠する。
なお、週休2日制達成工事は成績評点において加点され、一定程度の基準を満たした工事には履行実績取組証を発行して、次回の総合評価落札方式で評価対象となる。
この取組みは6日に開催された優良工事等表彰式における金尾健司理事長のあいさつでも紹介された。