2004年の「7・13水害」から16年を迎えた13日、長岡市中之島の「04(ラブフォー)中之島記念公園」で追悼の集いが開かれ、30人の参加者が犠牲者を偲んだ。
刈谷田川の堤防が決壊した午後0時52分にはサイレンが鳴り響き、献花台に設置された祈りの花の輪に向け、参加者全員が黙とうを捧げた。
ことし初めて主催の任を引き継いだ「中之島ラブフォー隊」の岩﨑正彌代表は「3人の命が失われ、甚大な被害を受けた。この公園は水害を忘れないよう04(ラブフォー)と名付けられた。刈谷田川は中之島の大切な川、これからも一緒に歩んでいきたい」とあいさつ。
磯田達伸市長は「被災の教訓と復興の思いを引き継いでいきたい。九州の豪雨災害の報道を見ると当時の大惨事を思い出す。長岡方式の避難行動で命を守ることが課題となっている。これからも皆さんの命と長岡市を守っていきたい」と新たな決意を述べた。
【写真=磯田市長が黙とう】