記事

事業者
群馬県伊勢崎市

境体育館建て替え事業、耐震診断始まる

2020/07/17 群馬建設新聞

伊勢崎市は境体育館(境609-1)の耐震診断に着手した。業務は亦野建築設計事務所(前橋市)が担当。年度内に示される診断結果は、今後の方針検討の材料とする。2019年度に策定した公共施設等総合管理計画の個別計画には、約9億円を投じた建て替えが位置付けられた。

境体育館は1976年度に建築したRC造2階建て、延べ床面積1355㎡。法定耐用年数47年に対して、すでに40年以上が経過した。近年は大規模な改修工事も行われておらず、雨漏りなど経年劣化による破損も確認されている。

アリーナはバレーボールコート2面が確保できる広さ。このほか、卓球台2台を置く卓球室がある。地域住民を中心に年間2万人以上が利用、重要度の高い施設と認識されている。

スポーツ施設の個別計画では2025~29年度に建て替える方針を示した。建て替える際には、近接する境武道場と統合し柔道場・剣道場を設置した新施設とする構想。建て替えの事業費は9億633万4000円を試算した。

診断結果は年度内にまとめる。施設の劣化状況やIs値を考慮し、庁内で今後の計画を練る。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら