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コロナ感染予防で蛇口をレバー式に 中央市建設協力会

2020/07/29 山梨建設新聞

 新型コロナウイルス感染防止に役立ててもらおうと、中央市建設協力会(深沢靖幸会長)は18日、市内小中学校・児童館の水飲み場の蛇口をレバーハンドルに交換するボランティア活動を行った。早朝から同市役所に会員ら約60人が集まり、開会式を行った後、各施設で作業に汗を流した。田中久雄・中央市長は「今は(新型コロナ)第2波のピークだと思う。そんな中、接触感染を防ぐ蛇口の交換は、子どもたちや保護者に安心してもらえる。大変ありがたい」と、感謝した。

 レバー式の蛇口は手の甲や肘などで操作できるため、接触感染を防ぐ効果が期待できる。同会によると、コロナ拡大後は、全国各地でレバー式への交換が行われ、部材が品薄になっている。同会ではこの日までに、各会員企業が方々にあたり、今回必要な約800個の部材を用意したという。

 田富中学校で交換作業を見学した田中市長は、作業の手際の良さに「さすがプロ。我々がやったのでは、こうはいかない」と感心していた。深沢会長は「当会も新型コロナ対策に何か協力できないかと思い、市に話したところオファーをいただいた。先月には水害に備え会員みんなで土のうをつくり、市役所に納めた」と話し、今後もこうした活動を通して地元に恩返ししていきたい考えだ。



【写真1=手際よく蛇口を交換】

【写真2=レバー式蛇口に田中市長も満足】

【写真3=会員約60人が参加】

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