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栃木県宇都宮市

宇都宮市、明保小体育館を長寿命化、21年4月から改修予定

2020/07/28 日本工業経済新聞(栃木版)

 宇都宮市は、明保小学校(下荒針町3456-2)の体育館長寿命化改修工事を計画している。工事は2021年4月から22年2月までを予定。屋根をメインに床の改修も検討。電灯も水銀灯からLEDへ付け替える。

 明保小体育館は1973年建設。S造2階建て延べ713平方m。児童数は580人(5月1日現在)。市内小学校の体育館で一番古い建物。老朽化に伴って工事を実施する。実施設計は本澤建築設計事務所(宇都宮市)に1035万円で委託した。

 工事は学校施設長寿命化計画(20~29年度)に基づいたもので、篠井小体育館に続いて2回目の実施個所。計画では長期使用を見据えた建物の安全性確保や施設機能回復を確実に実施する。目標使用年数を80年以上に設定。建築後45~50年程度で改修し、40年以上の使用を目指す。

 改築に比べて工期が短く、費用を抑えられることがメリット。入学式後に着工し卒業式までに完了させることができるため、学校運営や地域への影響、市の財政負担を少なくすることができる。

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